脱退一時金を請求する前にご確認ください

脱退一時金を受け取ると、請求前の日本の年金加入期間が、将来の年金上どのように扱われるかに影響します。申請前に、加入記録、受給資格期間、支給額計算上限、請求期限、税務上の取扱い、および関係する可能性がある社会保障協定をご確認ください。

主な重要事項

1. 120か月の受給資格期間

請求時点で、日本年金機構により受給資格期間が120か月以上と確認された場合、脱退一時金は請求できません。

概算または自己申告の月数だけでは確定しません。合算対象期間や、適用される社会保障協定による期間通算が受給資格期間の確認に影響する場合があります。

2. 請求前の加入期間への影響

脱退一時金を受け取ると、請求前の日本の年金加入期間はすべて、将来の日本の年金の受給資格期間、年金額の計算または適用される期間通算に使用できなくなります。

3. 国民年金と厚生年金保険

国民年金と厚生年金保険には、それぞれ脱退一時金があります。

両制度の加入記録がある場合も、制度別の最低期間と支給額計算を別々に確認します。制度別の6か月要件を満たすために、国民年金と厚生年金保険の期間を単純合算しません。

4. 36か月・60か月の計算上限

36か月または60か月の上限は、支給額の計算上限であり、受給資格の上限ではありません。

適用される上限は、各制度の公式な基準月によって異なります。60か月を超えることだけで請求できなくなるわけではなく、計算上限は、脱退一時金の受給により影響を受ける請求前の加入期間を60か月分だけに限定するものでもありません。

5. 社会保障協定

社会保障協定が受給資格期間の確認に影響する場合があります。

期間通算規定、対象制度、重複期間、国別特則は協定ごとに異なります。国名や協定の存在だけで結果は確定しません。

6. 請求期限

請求期間は原則2年ですが、正式な起算点は資格喪失や住所に関する公式記録を確認する必要があります。フライト日だけから正式な期限を計算しないでください。

確認すべき記録と日付は、請求期限ガイドをご覧ください。

7. 税務上の取扱い

非居住者への厚生年金保険の脱退一時金支給時には、20.42%の所得税が源泉徴収されます。

国民年金の脱退一時金からは所得税は源泉徴収されません。厚生年金保険の源泉徴収税について、別途還付申告ができる場合がありますが、自動または保証されるものではありません。

公式情報

このページでは、日本年金機構の一次情報を使用しています。

現在の情報がご自身の状況にどのように適用されるかは、最新の公式情報とご自身の年金記録で確認してください。

それぞれの判断主体

  • 請求するかどうかは、利用者ご本人が決定します。
  • 年金の受給資格と支給は、日本年金機構が公式に判断します。
  • 税還付は、関係税務当局が判断します。
  • PenPosは、サービス範囲内で受任できるかを別途判断します。

PenPosは、受任、受給資格、支給、税還付、金額または処理期間を保証しません。

申込み前に、これらの重要事項をご確認ください。